薫香が立ち上る紀州備長炭の火の勢いを見極め
職人が丁寧に焼き上げるローストビーフ

黒毛和牛のもも肉の中でも脂の少ない赤身肉だけを使用
多忙な日々を送る中、「1年に1回だからこそ」という想いで、心と魂を込めるように クリスマス献立やおせち献立をつくり上げていた鈴木その子。
丁寧に皮をむいてじっくり焼き上げたローストチキン、フルーツがぎっしり詰まったスノーホワイトケーキなどと並ぶ、クリスマスを象徴するごちそうの一つがローストビーフです。
現在のSONOKOでも特別なメニューとして受け継ぎ、いくつものこだわりを重ねて「黒毛和牛ローストビーフ」をおつくりしています。
素材として選んだのは、国内での流通量が輸入肉よりも少ない国産牛のうち、和牛として表示が可能な食肉の一つである黒毛和牛。
脂が少なく味のしっかりしたもも肉の中でも、赤身が強い肉 を使っています。
きめ細かくやわらかな肉質となめらかな食感、甘みの強い風味は、 黒毛和牛ならでは。
冷めてから味わうローストビーフには、脂身が少ない赤身肉のほうが向いているともいわれています。
備長炭の煙が立ち込める中で一つずつ丁寧に焼き上げ
ローストビーフのつくり方はさまざま。
シェフや職人が丁寧に一つずつローストする方法もあれば、工場ではベルトコンベアに並んだ肉を電熱ヒーターで一律に加熱する流れ作業のこともあります。
SONOKOの「黒毛和牛ローストビーフ」 は、カットするところから人の手で。
焼き上げて製品化されたときに1本200gとなるよう、肉の形状や状態に応じて丁寧に切り分けます。
美しくカットするには、想像以上に技術と経験が必要です。
カットしたもも肉に塩とこしょうをふり、一晩寝かせて味をなじませたら、いよいよ火を通す工程へ。
焼き上げる網の下でこうこうと赤く燃えているのは、紀州備長炭。
高い火力を長時間保てるのに加え、発生する煙から独特の薫香が肉に移り、香ばしさを纏わせてくれます。
職人が瞬時に見極めるのは、網の下で燃え盛る備長炭の火の勢い。適度に高温になっている場所に置いて、まずフラットで広い面に焼き目をつけてから、面積が狭い面を焼きます。
肉のくぼんでいる部分は、網の段差の部分や炭化して白くなった備長炭が付着している高温の場所で加熱するなど、焼き 色を判断しながら肉ごとに違う形に合わせて、両手を使って丁寧かつ手早く焼き上げていきます。
袋を開けた瞬間からお楽しみいただける備長炭の香り
職人が焼き上げたもも肉は、手作業で一つずつ袋に詰めてから真空パックし、 スチームで温めて肉全体にまんべんなく熱をいきわたらせた後、マイナス30℃で急速冷凍して皆様のお手元に届けられます。
SONOKOの「黒毛和牛ローストビーフ」は、焼いた直後に真空状態にしているので、袋を開けた瞬間に備長炭の香りが立ち上り、美味しい時間が始まります。
味つけはあえて控えめに塩とこしょうだけを使い、肉の色や風味を演出するための カラメル色素や香料も添加していないから、黒毛和牛の赤身肉本来の旨みをご堪能いただけるのも自慢。
味を添えるなら「再仕込み醤油」や「和風ノンオイルドレッシング」、「有機すだちポン酢」などを少量だけがおすすめです。
できるだけそのままの味わいをどうぞお楽しみください。















